「ミラーレス」カメラにミラー(レフ)が無いと何がいいのか?
前回、「【一眼レフとの違いも説明!】「ミラーレス」カメラってナニ?なんで「ミラーレス」って呼ばれるようになったの???」の記事で、ミラーレスの語源や一眼レフとの違いを説明しました。
今回からしばらく、「じゃあ、ミラーレスにすると、どんなイイコトがあるの?」ってあたりをお話したいと思います!!
ちなみに、「ミラーレス」カメラのメリットは以下のようなものが挙げられると思います。
- 小型軽量にしやすい
- レンズも小型化・高性能化しやすい
- AFを高性能にしやすい
- 見ているものと記録される写真が同じにできる
- 背面モニタでの撮影がしやすい
- 動画に親和性が高い
- 無音撮影が可能
- 連写に強くしやすい
- アダプターを介していろんなレンズが使いやすい
この記事では「小型軽量にしやすい」「レンズも小型化・高性能化しやすい」をご説明しますね!\(^o^)/
まずは、一眼レフとミラーレスの違いを図で確認してみよう!
一眼レフとミラーレスの違いをわかりやすくするため、図を作ってみました!
上が「一眼レフ」下が「ミラーレス」ですね。
違いを整理すると、
- ミラーレスには「レフレックス ミラー」が無い
- ミラーレスには「ペンタプリズム(もしくはペンタミラー)が無い
- ミラーレスは「フランジバック」が短い
- ミラーレスはファインダーが「電子式」である
となります。
ではでは、説明行ってみましょう!!
メリット1:ミラーレスは「小型軽量にしやすい」
ミラーレスのメリット、まずは「小型軽量にしやすい」です。
「ミラーレス」カメラは「レフレックス ミラー」が無いのが特徴でした。また同時に、「ペンタプリズム(あるはペンタミラー)」というパーツも不要になります。
「レフレックス ミラー」が不要になると、カメラは薄く作ることが可能になりますので、小型軽量にしやすいですね!
また、「ペンタプリズム(あるはペンタミラー)」が無いと、カメラの高さも低くしやすいようです。
メリット2:レンズも小型化・高性能化しやすい
カメラが薄くなると、実はレンズは小型化・高性能化しやすくなります。
「カメラが薄い」とは、具体的には「カメラボディとレンズを繋ぐ面(マウント面)から、イメージセンサーまでの距離が短い」ということです。
この「マウントからイメージセンサーまでの距離」のことを「フランジバック」と言います。
従来の「一眼レフ」は、マウントからイメージセンサーの間に「レフレックス ミラー」がありますので、「フランジバック」を短く(カメラを薄く)しようとしても限度がありました。
それが、ミラーレスになって「レフレックス ミラー」が無くなりましたので、フランジバックも各メーカー自由に設計できるようになりました。
そして、レンズ設計にとっては、フランジバックは短いほうがいろいろ有利なのです。特に、「広角レンズは小型化しやすい」「明るい(f値の小さい)レンズが作りやすい」と言われています。
まとめ:ミラーレスはカメラ本体もレンズも小型軽量にしやすい!!
いかがでしたでしょうか? ミラーレスにはいろんなメリットがありますが、まず挙げられるのは
- 小型軽量にしやすい
- レンズも小型化・高性能化しやすい
ということですね。カメラも小型軽量、レンズも小型軽量となれば、システム全体ではかなり小型軽量化できますね!
次回は「メリット3:AFを高性能にしやすい」についてお話したいと思います!お楽しみに!\(^o^)/
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