世界で最も売れている「時計」といえばApple Watch!
2015年4月の発売からたった3年でROLEXなどを売上で抜き、「世界で最も売れている時計」となったApple Watch。
その後どんどん新製品が発売され、いまや「Series 6(第6世代)」が最新です(2021年1月現在)。
また、機能の方もどんどん追加され、主なものだけでもこんなにあります(サードパーティ製アプリ含む)!
・時計
・電話
・メール
・LiNEなどメッセンジャー関係
・音楽プレーヤー関係
・Siriを使った音声入力、音声操作
・Mapと簡易ナビゲーション(GPS)
・コンパス/高度計
・Suicaや電子マネー関係
・飛行機の電子チケット
・カレンダー/リマインダー/Todo
・写真/カメラ操作
・Apple Watch同士のトランシーバー
・フィットネス関係
・心拍数カウント
・血中酸素濃度測定(Series 6)
・睡眠トラッカー
・緊急時の自動SOS
・50m防水(Series 1は防沫)
これらのほとんどが、iPhoneがなくてもApple Watch単体で使えちゃうんですよ!またCellularモデル(単体で通信ネットワークにつながるモデル)なら、iPhoneがなくても通話やメッセンジャーなどなど可能!
かつて鉄腕アトムやドラえもん、サンダーバードの世界で描かれていたような「未来」が手元にあるんですね〜!
すごくないですか???
ちなみに、世界一売れている「カメラ」はiPhoneシリーズだよ!
ちなみにちなみに、世界一売れている「ワイヤレスイヤホン」はAirPodsシリーズだよ!
Apple Watchでついに「心電図(ECG)」機能解禁!
実は「心電図(ECG)」機能そのものはとっくに搭載され、封印されていた!
さまざまな機能の中でも、最近はメディカル関係に力を入れているApple Watch。中でも目玉?といえるのが「心電図(ECG)」機能と言えそうです。
じつはこの「心電図」機能、Series 4が出た時(2018年12月)から、アメリカなどではとっくに使えたんですが、日本では厚生労働省の認可待ちで(日本語化は完了していたのに)敢えて使えないようにされていたんですね。
それが、2021年1月22日、watchOS 7.3(およびiOS 14.4)のリリースとともについに日本でも使えるようになりました!(厚生労働大臣から承認を取得)パチパチパチ!\(^o^)/
認可関係に奔走された関係者の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございます!
ちなみに、今回のアップデートで、
- Series 4、5、6は「心電図アプリケーション」が使える!
- Series 3以降では合わせて「不規則な心拍の通知」も!
となりました!
「心電図アプリケーション」「不規則な心拍の通知」でなにができる?
「心電図アプリケーション」で実際何ができるんでしょうか???Appleのサイトによれば
- 第Ⅰ誘導心電図に類似した心電図を記録することを可能にします。
- 記録するにはApple Watch Series 4、5、6で心電図アプリケーションを開いてDigital Crownに指をあてます。
となっていますね!なんのことやらぜんぜんわかりませんがw 健康診断などでやる「心電図」と似たようなものなのでしょうか。
「不規則な心拍の通知」の方は、
- Apple Watch Series 3以降に内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、不規則な心拍の通知機能は、心房細動(AFib)の兆候がないか、バックグラウンドでユーザーの心拍リズムを時折チェックします。
となっています。
「心電図アプリケーション」の方は、自分で操作する必要がありますが、「不規則な心拍の通知」の方はバックグラウンドで勝手にやってくれるみたいですね!めっちゃ高機能やな〜…。
Apple Watch「Series 4」で早速試してみた!
設定はカンタン♪写真で詳しく解説
と、いうことで、ワタクシも早速試してみましたよ!
ワタクシの使っているApple Watchは「Series 4」です。「心電図アプリケーション」が使えますね!やった!
まず、Apple Watch側で、「心電図」アプリを開きます。すると、iPhoneで「ヘルスケア」アプリを設定するように求められます。
iPhoneの「ヘルスケア」アプリで「心電図」を設定します。項目が「ヘルスケア」にない場合は、iOSのバージョンが14.4になってるか確認してくださいね!(watchOSは 7.3が必要)
生年月日の入力を求められました。
あらかじめ「メディカルID」にも生年月日を設定しているのですが、別に管理しているみたいですね。
「心電図」アプリケーションの仕組みです。これ以降、測定結果の解説や、Apple Watchの心電図では出来ないことの警告などがしばらく続きます。
重要な事項ですので、よく読んでおきましょう!!
たった30秒!最初の「心電図」を測定をしてみる!
それでは早速心電図を測定してみましょう!
測定はたった30秒で終わっちゃうんですね!
Apple Watchでも案内が出ます。
測定は「Digital Crown(竜頭)」を軽く触れるだけでOKです。
Apple Watchを正しく装着出来ていなかったり、指を話しちゃったりすると、すぐに警告がでます
とはいえ、装着そのものは普段どおりしておけばOKです。操作も、特に難しいことはありません。
安静にして、30秒待ちます。
測定結果はいかにっ!?
あっという間に最初の「心電図」測定が終わってしまいましたw さあ、結果はっ?!じゃん!
「今回の心電図には心房細動の兆候は見られません。」
あ〜、よかった♪
iPhoneにも、即座に完了が通知されます。測定結果はあとから「ヘルスケア」アプリの「心臓」のところで振り返ることも可能です。
Apple Watch側でも完了が通知されます。
もしここで「体調が良くないな〜」などと感じたら、「緊急通報」を呼びだすことも可能です。
こういうところの使い勝手がAppleらしいですね!
結果についての情報もあります。簡易的とはいえ、親切ですね。
合わせて「不規則な心拍の通知」もオンにしておこう!
無事「心電図」計測が終わりました!
あわせて「不規則な心拍の通知」の設定もオンにしておきましょう!
こちらは、バックグラウンドでの計測になりますので、Apple Watchを身に着けておけば、なにかあった時に通知してくれます。
設定はiPhoneの「ヘルスケア」アプリで行います。
またまた生年月日など聞かれますが、設定はあっという間です♪
「不規則な心拍の通知」はApple Watch Series 3以降で使えますので、最新のApple Watchでない方もお忘れずに!
まとめ:Apple Watchはヘルスケアに欠かせない存在になる予感!
いかがでしたでしょうか。ごくカンタンな操作で「心電図」が図れました!
- 2021年1月に、ついに日本でも「心電図」機能が解禁になった!
- できるようになったのは「心電図」測定と、バックグラウンドでの「不規則な心拍の通知」
- watchOS 7.3およびiOS 14.4が必要!
- 「心電図アプリケーション」はApple Watch Series 4、5,6で使える!
- 「不規則な心拍の通知」はApple Watch Series 3以降でも使える!
すでに持っている時計が無料のアップデートで「心電図」まで図れるようになっちゃうなんて…すごいですね!
今後は、うわさレベルでは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」にもなんらか対応するのでは?などと言われているApple Watch。ますます要注目の存在になりそうです!
親が心筋梗塞で倒れたことがあるので、Apple Watchプレゼントしよかな〜…「転倒検出」と「緊急通報サービス」があれば、かなり初動を早くできそう!
最後までお読みただき、ありがとうございました\(^o^)/
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