あちらをたてればこちらが立たず…万能な三脚と言うものは無い!
みなさん、三脚持ってますか??? 三脚選びって、難しいですよね!
どんな製品を見ても、あちらをたてればこちらが立たず…結局「これだ!」っていう正解って無いですよね。だから、提案します!
三脚は単体ではなく「複数システム」で選ぶべし!
三脚は単体ではなく、複数システムで選ぶべきと思います。なぜなら、
「万能な三脚と言うものは無い」
からです。その理由は
- 収納サイズと、使用時のサイズは相反する
- どっしりした三脚と軽量な三脚は使用目的が相反する
- 大が小を兼ねない
- 高い製品を買っても、すべての要求を満たすことはできない
などです。
万能な三脚がないので、使うシーンに応じて、複数の三脚を使い分ける必要が出てきます。また、カメラを複数持つようになると、三脚も複数必要になったりします。例えば、ワタシは
- メインの背の高い三脚
- 照明用にも使えるコンパクト三脚
- 旅行用の極小三脚(ゴリラポッド)
- テーブルフォト用三脚
を使い分けています。
この様に考えると、
「いつか複数の三脚を持つことを考えて、システムとして選択しておくと、あとあと便利」
なのではないでしょうか。

「え〜、三脚なんてゼッタイ1つで十分!複数持ちなんてありえない!!」って言う方は、この記事は飛ばして、次の記事からお読みくださいw
「システムとして選択する」とは?
ところで「システムとして選択する」とは具体的には
- ・将来複数の三脚を所有する前提で、使用目的にあった製品を順番に選ぶ(万能機を目指さない)
- クイックシューの規格を統一する
ということに他なりません。
将来複数の三脚を所有する前提とは
「将来複数の三脚を所有する前提」とは、例えば「いつか○○と△△の撮影もやるだろうから、結局2つの三脚が必要になるな。だったら、まずは○○の撮影に適した三脚を選ぼう」と考えることです。適材適所ですね!
最初の1本はある程度の汎用性を求めることになるとは思いますが、そこで無理をしすぎない。高くてデカくて重い…あるいは軽量すぎて頼りない…
そんな事にならないように、使用目的を絞り込んで検討します。そうすれば、ある程度自分にあった製品が見えてくるもの。
具体的な検討項目は次の記事から順番にご説明しますね!
クイックシューの規格を統一するとは
また、複数所有時には、互換性が重要になります。三脚ではクイックシューの統一がポイントです。
クイックシューさえ統一しておけば、三脚本体はジッツオであろうがマンフロットであろうが、名もない中国製であろうが、はたまた三脚以外のウェストホルダーなどでも気にせずどんどん使えます。
逆に、クイックシューをバラバラにしてしまうと、三脚とカメラの組み合わせでいちいちクイックシューを付け替えたりしなければなりません。
これは非常に面倒ですし、カメラ底部にキズ付ける原因になったりもします。最悪、「三脚持って来たのに、カメラに付いてるクイックシューと合わない!」なんてことも起きます(←経験者w)。
ですので、クイックシューは自分の中で極力統一すべきです。また気に入った製品に必要なクイックシューが付いていなくても、交換できる場合がありますので、検討してみてください。
ちなみに、現在いちばん互換性の高いクイックシューといえは「アルカスイス社互換品」ということになると思います。とはいえ、アルカスイス社互換品も、製品によっては「ネジ止めがめんどい」などの欠点がありますし、互換性も100%ではありません。ですので、他社製品も含め、ご自分の要求に照らしあわせてお選びいただくのが良いと思います。
ちなみにワタシは、敢えて別の規格製品に統一しています。

「クイックシューを使わず、直接ネジ止めすべし!」という剛の者もいらっしゃるかと思いますが、敢えてふれませんw
まとめ
いかがでしたか?
- 結局万能な三脚など無いのだから、適材適所で複数所有の方向で!
- 複数所有時のキモはクイックシューの統一
ということでご納得いただけましたでしょうか?
次の記事からは、いよいよ具体的な検討項目のご説明に入りますね!
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